うん。気持ちよかった。
雨の中での25分程度のランニングから戻って、
濡れたウインドブレーカーを脱ぎながらそう感じた。
ランニング自体の習慣が戻っていない時点での雨は、
億劫なもの以外の何者でもない。
それでも走ろうと思ったのは、何でなんだろ?
好きだから?それもある。
やっぱり走ってPBを出したい。
42km最後までエイドも含めて歩かず止まらず、完走したい。
もっと早くなりたい!
そんな将来をイメージすると、ここで走らないという選択肢はなくなる。
今はゆっくりでもいいから走ることで、走れる身体に仕上げないといけない。
3ヶ月かけて細胞は入れ替わるんだ!
しかし、雨。
早々と長い時間走ることはあきらめていた。
しとしと降っている雨。
いつものように確実にGPSを拾うために家の門の上におかれているEPSONが、
いくつもの雨粒を受けて、今日はきついぞと訴えているようだ。
走る前のストレッチをしながら、そんな風景を見ながらぼんやりと考える。
やめるか?
いやいや、ここで止まっていてはいつまでたっても完走できるはずがない!
そういう気持ちをこめて自分を追い込むために。。
Twitterで朝のご挨拶
おはよう!
— ヨッシー (@ikioi99) 2018年4月17日
ちょっと降ってるから短い時間やけど、朝ランしてくる。
今週も頑張ろ!
走りだすと左足ふくらはぎが重い。
スムーズに足が前にでない。
張っている。
そういえば最近疲労骨折箇所が何かに当たったときに、痛い気がする。
ペースは上げずに走って見るか。
疲労骨折で走れなかった日々を思い出す。
1km走っては痛みが出て止まって歩くしかなくなる。
普段の生活でも、痛みが出る。
とても苦しい。
芋づる式に、去年12月にハムストリングの痛みで走れなかった日々が思い出される。
調子よく走れていると思ったら、ふとした瞬間に痛みが出て長い時間走れないことにイライラとする。
走ることで、日常の色々なイライラをまとめて処理しているのに、
走れないイライラが増えてしまうとは本末転倒だ。
更には、サブ3.5まであげてやる!と何故か焦っていた。
そんなんだから、疲労骨折するんだろうなと今では冷静に思い直すことができるけど、
そのときは焦っていた。
焦ってもろくな事はないというのが世の常だ。
でも、その時間の流れで人は止まることなんてできない。
願わなければ叶わない。
欲しなければ、何も手にしないから。
だいたい1kmも過ぎると、左足の重さは取れてきた。
正確に距離を見ているわけではないのであくまで体感だが、いつものコースだと目標点で距離がわかってしまう。
雨はやまないものの、身体は温まり足は軽い。
ペースをあげるか?
そう思っても身体は言うことを聞く気がないらしい。
ほんの数十秒上がった気がしたが、それでも6:00/kmに満たない。
少しペースをあげれば、5分前半で走れていた頃が懐かしい。
しかし、あのペースはマラソンのそれではなく、中距離のものだったのだろう。
練習不足でのそのペースは疲労骨折を誘発した。
早いよりは遅いほうがずっといい。
リディアードの言いつけどおり、ゆっくりのんびり走ると雨が弱くなってきた。
そうそうその調子だ!と言われているようだ。
通勤の車が何台も通りすぎる。
1車線だが、直線が長い区間で遅い車や原付はどんどん抜かされていく。
しかし、目的地へ到着するには悔しがっている暇もなければ、
まして止まることなんてできない。
ずっと走っていけば、かならず目的地には到着するのだから。